緑青舎の運営方針

緑青舎とは

学習塾緑青舎は2022年現在、開校8年目を迎えた、個人運営の学習塾です。小学生から高校生まで、地域の学生の受験や定期テスト、学習習慣についてのお悩みにひとりひとりゆっくり向き合ってサポートしています。

緑青舎としては今まで7回、高校受験に中3生を送り出し、全員が第一志望合格を果たしています。塾講師として20年近く中学生の受験をお手伝いしてきた経験により、受験校の設定から保護者、生徒と三者で充実した懇談を行うことができています。その中で、その子のタイプに合った高校をアドバイスできているので、無理に背伸びをしたり、ランクを落としたりせずに納得した志望校設定ができ、入学後も本当に良かったというお声を聞くことができています。

授業風景

緑青舎の授業では、まず普段の学校の後に疲れた状態で来塾している生徒たちに、その日何をしてあげられるかをその時の生徒たちのコンディションを見て考えます。部活が長引いてそれでも保護者に無理やり連れてこられたり、昼までで授業が終わりエネルギー十分で勉強したいという日もあります。また、明日学校の小テストや提出課題がある場合もあれば、体調がすぐれないことを我慢している生徒もいます。

一般的な学習塾は生徒たちがどのような状況であっても、変わらずに良質で均一な授業を提供していますが、それが効果的である生徒は少ないように思います。たとえその地域で成績優秀な生徒であったとしても、毎日そのようなテンションで来塾することは難しいです。

緑青舎では、なぜ学生は勉強しなければならないのかという根本的な問いに長期間どのような態度で向き合うか、将来どのような大人になっていくかなど、本当に子どもたちが納得しておきたい疑問について相当な時間を注いで、楽しく話かけていくことを大切にしています。それが落ち着いてこそ、子供たちも地に足付けて勉強をやってみようかと思うのではないかと考えるからです。

通塾する数年間のうちに自ら学んでいこうとする態度を獲得するように促していくのが緑青舎のブレない方針です。個人差もありますが、中学2年生頃はまさに分岐点で、人生哲学や社会問題の話がみずみずしくしみ込んでいく年頃であり、この頃からひとりで勉強できる生徒が現れることも多いです。

卒業して塾のことを忘れていっても、この頃に人としての土台作りに少しでも貢献できるよう丁寧に話かけていくことをもって当塾の運営方針としています。