そして誰も来なくなった02

誰も来なくはなりましたが、朝の運動と勉強とリラックスのためガイド協会の詰め所には行くようにしています。空気がいいんです。

自己中心的な私の目的とは違い、キチンとガイドをするのが目的のメンバーもおり、とはいえその方も長い間お客さんを待っているので、よく話をします。

最近のその方のガイドで、biologyを勉強する大学院生のカップルの回があり、私もそのふたりのお顔を拝見しました。その方はバリバリ理系的なお仕事をなされているので(なのに英語ガイドってスゴイ)楽しいガイドだったということです。

話の中でenzyme「酵素」という単語が出て、確かイタリアの方で聞き取りが難しかったとかのくだりでしたが、その彼は「エンジーム」と発音していたが、英単語としての正しい発音は「エンザイム(enzaim、アクセントはe)」です。こんなのガイド中に聞き取って理解できるのが超人的です。私ならヘラヘラ笑ってごまかしているでしょう。

enzymeのenは「ギリシア語系の借り入れ語に付いて「~の中へ」「~の上で」「~の周囲で」などの意味を表す」とありますが、英単語の多くは、本来フランス語単語として入った後に英単語にも使われるようになったものです。その例ではencourage、enable、enlightenなどとあり、ギリシア語系というのは比較的新しい科学分野の単語でよく使われるものです。

zymeはズバリ酵素を表すギリシア語語源の単語で、リソチーム(何かは分からない)など生物の専門用語に例があります。juice(元は植物の液の意)が関連語として書かれてあります。leaven「酵母、パン種」という単語も見られます。軽くするという意味で、lighten、lever(レバー)など次から次に関連します。

またzymo-「酵素、発酵」の意味の接頭辞となります。私の語源辞典はzymurgy「醸造学」という単語で幕を閉じていました。

ガイドをせずともこのように勉強の種がいくらでもあるわけで、ただこれを拾って醸造させるのが難しいのであります。

Follow me!

次の記事

今日の授業58