亜米利加人が来た10

いつも書いておりますが、コロナ禍の今、日本の観光地を訪れる西洋人は日本在住の人に限定されています。異国の地で生計を立てるには並みならぬ知恵や努力が必要とされるのは容易に想像できます。よって今出会う西洋人はキャラクターもバックグラウンドもかなりユニークで、同じ人間としてその話がとても参考になる人たちが多くなっています。

今回出会ったアメリカ人の職歴もぶっ飛んでおり、私のリスニングが正しければプロの格闘家、テレビ番組製作、卸売業、農業講師、航空機業界などを経て、現在は私ともちょっとかぶる英会話塾経営者という、にわかに信じがたいものでした。しかも日本の城に関心がありこれまで行った城も数知れず、好奇心の塊。福岡城には天守がなかったが?などマニアックな質問もありましたが、姫路と福岡の関係は知らなかったようで、教えると目を丸くして驚いておりました。

農作物の卸売会社で働いていたとのことですが、卸売業はwholesaleです。このwholeを語源辞典で調べると面白いことが書かれていました。

そもそもこの単語の発音だけでなく、whの発音っていい加減な感じがします。whatは「(hw)ホワット」なのか「(w)ワット」なのか。

でもwholeを「ウォール」とは言いません。これには経緯があるようです。語源的にはhealthyやholly、healとかと同じで、「健全な」という意味が今でもあります。(wholeness「健全さ」wholesome「有益な、健全な」)

これが古い昔に頭の「h」を落とし、oullのような発音になり、つまり「ウォール」のように読む時期があり、そのためのwh-を添えたとか、「ho-」で始まる単語に「w」を付けることがしばしば行われたという結果とか書いてあります。hollyとは同語源とあり、意味を違いからwhollyと綴ったとも読めます。

hale「元気な、屈強な」、hail「万歳、歓呼して迎える」と兄弟語(発音はどっちもヘイル)。映画でヒトラーに敬礼するとき「ハイル·ヒトラー」って言ってましたから、こうなるとドイツ語と英語の関連も見ててきて面白いですね。

共に塾経営者としてこの大変な時期を乗り切ろうと励まし合ってお別れをしましたが、変える前にどうしても動物園に寄ると言っていました。いい年齢の男性がひとりで行くようなところでもなさそうな。かといってついて行くのも変ですし。

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