伊太利亜人が来た04

その日は2時間ほど立っていましたが外国人は皆無。諦めて帰ろうと詰所に戻るとガイドの大先輩がおられ、いろいろ教わっているとイケメンの西洋人が通りました。大先輩はすかさずこれを捕らえガイド出発、私は帰宅の途に就きました。

しかし、すれ違いに何となく違うオーラを放つ西洋人を見かけ、すぐさま詰所に戻りスタンバイをします。そして彼らのガイドをすることになりました。日本在住でイタリア、ミラノ出身の男性二人旅です。

東京在住ということで仕事を伺うと、ひとりはIT関係(全く知識がないので深入りせず)、もうひとりはmedical ○○○と聞こえたので、ドクターか?と問うと、まあそんなところだ、と。日本中をよく旅行しており「ヒョウゴは気にしていなかったが今までで一番いい場所」「フィレンツェの城と雰囲気がよく似ている」など大絶賛でした。

私が会話の度に「○○はイタリア語で何と言う?」と聞くので、何でそんな聞くか?と言われ、私がいろんな言語に興味があり、また次のイタリア人客の時に使うと言うと、「アンタは勉強熱心だな、アリストテレスの言葉にEducation is the best provision for old age(教育は老年のための最高の備えである)というのがある」と教わり、世界史でのローマやギリシャが頭を巡りました。とても新鮮な感覚です。

provision「備え」は動詞provide「供給する」の名詞形。pro-は「前に」「代わりに」「応じて」を表す接頭辞。-vision、-videは「見ること」です。visitは見るというニュアンスですね。division「分けること(分けて見えるように)」、revision「見直し、復習」、supervision「監督」などなど。

vとw(ヴィとウィ)はどこかで分かれたようで、wit「知る」と同源のようです。見ることは知ること。

medical ○○を聞き返さずに放っておくのもよくないと思い、聞くは一時の恥、聞き返すと、アメリカの某大企業の日本本社の社長であられました。カルロス·ゴーンみたいなもんではないか。しかしとても気さくで楽しいこと、美味しいもの大好きな人生を楽しんでいるふうの人でした。

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