英語の質問08 「She always helps for my mother.」

中1生の書いた英文です。ここまで書けるのは大したもんですが「help for」は間違い、何で?となりますが、何でも、です。動詞の後ろに直接目的語が来るのです。覚えましょう。中1生に何とも冷たい説明です。ここまでできてるのに。

そこでなぜ「help for」になってしまうかを考えてみました。核心的な理由はないでしょうが、まず考えられることとして、日本語では「~を手伝う」と助詞の「を」が入るので何かがほしかった。そこに「present for you」など、これまた日本語となっているような英語からのイメージで、何か差し出すときに「for」が想起されたのかもしれません。

この感覚はすでに中学の英文法でも大事になりますが、それでは「happy birthday to you」も一緒に考えてほしいと思います。この「for」か「to」か問題は、結局はその前の動詞に依って決まるので覚えなければなりませんが、それでも両者の持つニュアンスをたくさんの例文で自分のものにすれば、感覚で分かるようになります。文法的な説明はここでは面倒なのでしませんが、授業ではやってます。全然理解されないけれども。

次に考えられるのは「This is a help for him.」のようにhelpを名詞として使ったときに来るforを動詞の時と混同してしまったというものです。表題の文を書いた生徒はこっちが原因と思ったのですが、これを説明するのはなかなか難しかったので「何でも」と応えたまででした。結局「present for you」とも絡んでいますね。音読など練習を繰り返すことで違和感を覚えるようになり、その上で文法書で確認、定着していきたいところ。

「Thank you for your help.」「ask for help」のようにforの目的語として名詞のhelpが来ることはよくあり、もしこれが原因であれば本人も納得しやすいかもしれません。

「look for her」「hope for happiness」のようにforをとってイディオムになる動詞と混同するかとも思いましたが、中1生の語彙ではまだ早いか。辞書を引いてもやはりイディオムとして「help for」はありませんでした。無いということで言わない、これは外国語の勉強を進めるのに大事なポイントで、拘泥しない(たまにはめっちゃする)ことで進捗を図りましょう。

本日はこれまで。

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