塞内牙人01と宇岸陀人01が来た

我々のガイドはチケット売場近辺で英語話者を見つけて声をかけるのですが、英語のパンフレットを手に取るところを目撃する以外は外見により判断するしかありません。よってアジア系の英語話者(シンガポール、中華系米人豪人等)はもしガイドを必要としているならば多少損をしているかもしれません。

ということでこんな風に書くと非難されそうですが、肌の色で声かけの判断をするので、最近は(ほとんどお客さんいませんが)外国人と思って声をかけても「必要ないでーす」と流暢な日本語で断られることもよくあります。というのも今日本にいるのは在日外国人なので日本語が達者な人が半分の確率でいます。

このように人の肌を見る眼力が付くと(もっと別の言い方はなかったか?)、日本から遠い国の人には人一倍敏感になります。今回のセネガル人とウガンダ人も、ひと目で漂う雰囲気が違うことが分かります。着ているものから何からこれは同行せねば!とテンションが上がり、声をかけると例のアフリカンなダンスで喜びを表してくれました。

日本の大学で経済学と芸術を学んでいる学生で、私は人の靴をほめる習慣などありませんが、エスニックな柄に目が引き付けられるオシャレな2人でした。私「その靴いいね」セ「分かる?これはセネガルで買ったものだ」ウ「え、私の靴は褒めてくれないの?」私「これは日本で売ってそう」ウ「ばれたか」のようなカジュアルな話をしながら歩きました。

さて、天守閣3Fの西大柱の継ぎの説明はガイドの中でも興味深い話のひとつで、岐阜県で見つけた(妻籠馬籠に行ってる人には言ってあげると感動)檜を崖から落としたという箇所で必ず「No!」とリアクションされます。その半分をこの辺(市川町)の檜とこの三階でジョイントしていると言うと、ウガンダの彼女は「incredible(信じられない)」と感心の一声。

inは否定の接頭辞、credible「信じられる」はcredit「信用」で日本語になっています。派生語は多いですがあまり見かけないものばかりなので省略、creed「信条」くらいか。

ただ「h」と「k」が転換する現象はどの言語でも起こるようで(海は中国語「ハイ」、韓は韓国語「ハン」等)、heartがここから分かれていくようです。信用から心へ。cordial「心のこもった」はこっちと関係が深そうです。

とはいえ若いカップルだったので城内のあちこちでポーズを取っては写真撮影で、良くあることですが、この日はガイド半分、カメラマン半分。それでも姫路城で若い二人が育むお手伝いができればそれでいい仕事をしたと言えるでしょうか。ちなみに女子2人のカメラマン役は閉口します。男子1人の時は不思議過ぎて人が集まってきたこともあります。

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