今日の授業47

当塾の休憩時間はあってないようなもので、私の考えでは今までと違うことで頭を回せばそれでリフレッシュになっているという脳科学を都合のいいように解釈したものです。例えば数学を1時間していれば、10分なぞなぞを考えて、英語に入るといった感じです。
この10分のリフレッシュタイムで人気のあったのがマッチ棒クイズで、最近は問題を解くより自分で問題を作るほうにハマる生徒もチラホラ出てきました。「先生解いて下さい、結構簡単にしたので」などと先生殺しな文句を添えて出題されると、殺されまいとこちらも必死になります。
最近私が楽しいと思うのが古今東西○。○○○。(○の中に文字がひとつ、例、びょういん、しょうかい、しょうはい等等)この日は○。○○。○(しょうちょう、きゅうきゅう、きゅうしょく等)で5分間書けるだけ書きました。
その中で珍回答は「シャーベット」。二字熟語とはいってなかったのでこれもアリです。しかしすかさず「それでは自分の書いた言葉を漢字にできるまで今日は帰れません」として、その生徒は一生塾にいることになりましたとさ。
もうひとつの珍回答は「チャーシュー」。しかしこれは中国語ですから二字熟語でしょう。この解答者は帰宅の可能性があります。しかし当然分からないので調べると「叉焼」でした。この「焼(シュー)」は「焼売(シューマイ)」にも使われています。昔、ウェールズ出身の人に英語を習っていたことがありますがウェールズ語のこんにちはがシューマイだったような気がしますが、それは関係のない話です。
(ちなみにウェールズに住んでいるというだけで「シューマイ」と使っても理解されないことがあります。ウェールズは自然の多い田舎で、イングランド人が好んで住んでいることもしばしばあるからです。中にはウェールズ人と一緒にされたくないという器の小さなイングランド人もおり、私はそういう人にシューマイを使ってイヤな顔をされたことがあります。健気な日本人の試みを是非ともくみ取ってほしかった!)