亜米利加人が来た08

これはあるガイドでの終盤の話ですが、「フリーのボランティアのガイドといっても、例えばドイツなんかではチップを確実に取り、つまりは収入としているから、私はあなたもそういう類いと思っていた、本当に失礼した。コロナでガイド業も仕事がないのだろうとか思った、二重で失礼した」

日本人の奥さまとアメリカ人の旦那様、一年の余暇を得て日本に滞在、旅行中で、私の声かけに対し、最初は「結構です」と断られたが、やっぱりお願いと言うことで始まったツアーでした。日本にはチップの文化はないので、フリーといったらフリーなんですが、欧米では信じられないようで(しかもこの方は元日本人)。一期一会、信じるものは救われるということです。ギブアンドテイクだけが他人との関係だけではないことを地でやってる日本人の粋をご堪能下さい!!

仕事が教育関係(教育心理学の教授)ということもあって後半はそっちの話ばかりでしたが、神社仏閣にも関心があり「有名な寺の山はここから見えるか?」と書写山も調べていたみたいです。私は毎日あの山を走っていると大分盛って答えました。

その彼の質問に、投石機で壊された日本の城はあるか?というのがありました。「私もそこそこ戦国のバトルの資料を読んでいるが、投石機は主要武器ではないという印象を持っている」と答えました。ヨーロッパや中国ではかなり使われたのでしょう。

投石機はcatapult、cata-は、1上から下へ、2減って、3~を通じて、4完全に、5~に反して、のような接頭辞で、catacomb「地下墓地」catalogue「カタログ」、catalysis「触媒作用」、cataract「白内障」、catastorophe「大惨事」などがあります。ここまでは以前書いたことがあるような気がします。

pultは「to swing」とありFEELに行けと書いてあるので急いで行くと、feelはpalm「手のひら、ヤシの葉」と同根であると。どちらも震えてそう??語源辞典は深く読むと特殊専門用語が混じり難しいですが、どうやら「ファ」→「パ」に音変化したようです。これはどの言語でも起こりうる経過でしょうか。面白いのは英語では「ヤシ」の意味が「手のひら」より古いとのこと。ここまで来ればcatapultが上から下へブンっと振り下ろす感じが良く分かりますね。

アメリカでも教育は生徒同士の対話の中から効果が得られるということで、アクティブラーニングを推奨しているようです。日本ではなかなか古いのを変えられませんと言うと、内からの査定をしていかないと(先生のアセスメント)とのことで、さてその波が太平洋を越えてくるのはいつになるのか。

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