そしてだれも来なかった03

我々のガイド協会の詰所には、歴史、城、英語に関する蔵書があり、借りることができます。最近はあまりお世話になることもないですが、初期の頃は、英文での姫路城の案内本を借りて帰り、随分格闘したものでした。

この日は午前からお昼過ぎまで待機しましたが、日本人のお客さんはまあまあ来てくれていますが、西洋人は見ませんでした。アジア系の英語話者は隠れていそうですが、見分けて話しかけるのは至難の業です。涼しくなったとは言え、日中突っ立ってるとまだ上着は汗まみれ。よって詰所で読書とすることに。優雅な時間です。

蔵書の中に秀吉の朝鮮出兵関連のものがありました。そういやあまり詳しく読んだことがなかったので、ぱらりめくると古文のオンパレードです。当時は漢文でやりとりできるわけですね。私の関心も以前より高いので、ちょっと頑張ってみました。

プロローグは沙也可(加藤清正の部下として出兵するも朝鮮軍に投降、秀吉軍の撃退に活躍し、以降朝鮮半島で子孫が続いている)の話で、これは司馬遼太郎の街道をゆくで読んだことがある。朝鮮通信使や秀吉の周囲にいる貴族僧侶の名前もきちんと出ており、以前だったら投げ出しそうな内容だったがワクワクしてしまう。

これはいかん、お城に来た意味が違う。ということでこれは一旦本棚に戻し、いつか時間を確保して読もうと決めたのでした。

そのまま英語の本を読んだり、外で原稿のシミュレーションをぶつぶつしながら、外国人の到来を待ちましたが、あえなく時間となり帰宅となりました。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。