書評04「チョコレート戦争」大石真作

小・中学生の授業用に大量の中古本を買いました。それについてはまた書きますが、小学生対象のリスト1000から適当に見繕ったものなので、児童文学も混ざっています。私はこれまで一切通ることもなく、今後もないと思っていたジャンルですから、何を読むべきかを人に委ねるという最近の心構えの最たるものでしょう。

とはいうものの児童文学の名作って今更ここで何を書くべきなんでしょう?宮崎駿著の児童文学のオススメ本(これもまた評書く予定)を読みましたが、あの大家ですら「今更私が…とにかく読んでください」ということですから。

塾での使い方は、本を裁断して、各章ごとにひとりが読んでまとめて、全員に発表してつなげるものですが、次週にまたがるより一回で読みきってしまいたいものだと思います。しかし生徒数がちょっと足りないのでこれは温存かな、今は。

あらすじを書くべきではないので飛ばしますが、Netflixで話題の韓国ドラマ「梨泰院クラス」をみんないい人にした感じです。初版が1965年。あとがきで著者の大石氏はこのジャンルを確立した、と書かれているので、先駆者のようです(存じ上げずゴメンナサイ)。現代では同種の作品の質はより上がっているように思いますが、文体はコミカルで、シンプルな分だけ良さがスッと伝わりやすいかなと想像します。

漫画、アニメ、動画で満ち満ちた現代っ子にとって、60年前の活字がどう心に食い入るか。そして表紙に「PORTPIA 81」のシールが貼られているのが歴史を感じさせてくれます。全11章、生徒が11人いればすぐに使いたいです(教室に11人入れない)。

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