高校生オンライン読書会13「女も男も生きやすい国、スウェーデン」01

今週と来週は岩波ジュニア新書、三瓶恵子著「女も男も生きやすい国、スウェーデン」です。これは読書会メンバーの高校生が「この本こそ読書会で読むべき」というのを受けて、慌てて買い求めたものです。自らこのような本を買って読むなど偉いと思っていましたら、実は私が塾の本棚から読めと差し出したものを返さずに持っていたということで、この本は現在塾の備品として二冊あるわけです。

男女同権が進んでいるスウェーデンや北欧諸国。これがいかに日本と違うかが分かるレポート的内容ですが、高校生たちの要約には、「昔はスウェーデンでも男女差別はあった」「いい女性はいい家庭を作るという女性の理想像を改める」「モダンでないといけないという意識」「根拠のない女性の給料の低さ」「無償労働の男女差」「議員の男女比率」などキーワードが印象的でした。

今日の問いは「世界の幸福度ランキングでどうして北欧諸国は上位を占めているか、またどうして日本は下位にいるか」で、これはその日たまたま日経新聞に出てた記事と、この本の内容が一致してたので迷うことなく決めました。

北欧について多くの知識がまだない高校生にとって、かの国の話はよく分かりませんが、日本の低さについては思うところありで、対話は進みました。例えば育児休暇の取りにくさなんてのは就業前の彼らでもその空気は読めるようです。あちらでは「権利だもん」で済むようです。

規則、特に校則については彼らは被害者と感じているようで、例えば「ベルギーでは人間固有の髪色であれば染めてもよし、青や紫はダメ、とあるが、規則ひとつひとつが理にかなっている」という意見が出ました。日本では「髪を染めてはいけない」ことのついて、「昔からアカンかった」からということで、なぜアカンかを考えようともしないという。大人目線からすればめんどくせーなとも思いますが、これを先生と生徒が常時議論しているのであれば、日本より断然民主的であると言えますね。

次回はもっと本の内容に突っ込んでいくと共に、北欧の話をしたいと思っています。

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