今日の授業34(8月18日)

小学生の授業で、泉美智子著「500円玉の旅〜お金の動きがわかる本〜」(少年写真新聞社)を読んでいます。はじめからファンタジックな展開で小5の女の子が、お金が使われ始めた中国や江戸時代の日本にワープしながら、お金がなければ世の中どうなっているかから知っていく内容です。

書いたものを前に出て発表しますが、これが人前で堂々と話すことが出来るということで通知表の高評価に繋がるというコメントをいただいたりしております。今回はその中で「問屋」という言葉が出てきて、読み方も意味も分からんということになりました。

通り一遍の説明をすると、「間の金をちょろまかす悪いやつだ」と鋭い指摘があったので、もう少し話をしたら私の説明に私がジーンときたのでここで報告してみます。

「君たちが、例えば夏だから桃を食うわけだが、その桃はどこから来たと考えるか?桃の生産地は1位山梨、2位福島、3位和歌山(最近中学社会の授業で見たグラフをうろ覚えながらひけらかす)。しかし考えてみたまえ。山梨の数ある桃農家のたくさんの木の中から、その実がどうやって兵庫県の小学生の手に届いたのか。それは奇跡のような出来事ではないか。でもそうではなくて、桃農家は同じ木の中でも綺麗なのは高く売れるから東京に持っていって、どうでもいいのを兵庫県に出荷(兵庫かどうかは知らんけど)する。運送業者によって桃の箱が届くのが問屋で、この場合青果市場という名前で呼ばれたりする。そこでスーパーや果物屋、飲食店が来てその桃を買って行き、家の人がその桃を買ったわけです。だから問屋がなかったら農家と家の人が奇跡的に出会うしかないわけです」

この後卸売と小売で値段が決まること、そして生産者と消費者が直接取引すればウィンウィンになることを話すと、「道の駅すげー!」と感動してくれました。ローカルの道の駅まで行く交通費を家の人が払っているのは考慮に入らないようです。

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