今日の授業25(6月24日)

小4生の授業で、岡田淳著「びりっかすの神様」を読了しました。「びりっかす」はもはや死語のようで、「びり」「と「かす」の合成語だとは思っていないようです。「びりっかす」にはどこにもアクセントは付かないのが正しい発音ですが、「び」を強調して読む子がいます。彼らは「バッカス」のような西洋の神様として「びりっかす」という名の神様を想像しています。イラストは思いっきり日本人なんですけど。

要約や感想を聞くと、きちんと読解しているわけではなさそうですが、世界観はつかんでいるようで、オチのところ(ネタバレ注意なので言いませんが)が良かった、ここを担当して良かった、という声も聞かれました。

何より良いのは、特に小学生はよく言うのですが、この本学級文庫にあった、というものです。私が小学生(歴史的な過去)のときに学級文庫を気にした記憶はなく、このように小さい頃から本の世界に肯定的に入っていけるように誘う機能を果たしていることです。やはり自画自賛。

読書の習慣がある生徒は学業面で勝ち抜けの場合が多いですし、なければ、他の教科はいいのに国語で伸びきれない、どうしたらいいか分からない、となっています。かくいう私も実際、たくさん読みたくさん書いたのは大学生になってからですので、自分の時のように誘うことができません。しかしながら、毎授業必ず少しでも評価の高い本を読むことによって、下地は付くように思います。最後はその生徒次第、水飲み場に馬をつれていくことまではしようということです。

ただし失敗例もあり、いい本だからと勧めることによって余計キライになるというやつです。自分が読んでない本を子供に読まそうとする愚、みたいな格言がありましたが、私もできるだけ一緒に読み、しかも授業では、ただの勉強として、自分の感想を入れないという姿勢をとっています。大人の「これがいいから」は思ったよりも拒絶されますね。子供から聞いてきたときのみ応じるようにしたいです。

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