高校生のオンライン読書会

オンラインへの切り替え頃からバタバタして更新していませんでした。オンライン授業ってリアルより楽にできると思いがちですが、主催側は準備やアプリの精通など、変更にめちゃめちゃ時間と労力がかかります。私をねぎらえと言うわけではないですが、世の中のオンライン化に注力している方々には拍手です。後続はそれを拝借すればいいわけで。

中学生のオンライン授業については後日思うところを書きますが、今日は高校生の授業についてざっとやります。

これまでは教室でやっていた読書とプレゼンテーションを、実験的にオンラインでやっています。高校生9人にアシスタント大学生も入り、今日は私も含め12人がほぼタイムスケジュール通りに対話を進めることができました。

オンラインで複数が話をするには全員周知のルールが必要で、それを伝えるのに時間がかかります。例えば話し終わったら「以上です」と必ず言うとか。そういったノウハウはやればやるほど蓄積されそうです。

便利な機能は扱いに慣れが必要です。ミュートのオンオフ、共有画面の操作、ブレイクアウトへの送りなど、操作だけでなく、タイミングを考えておかないと余計な空白ができたりします。こういう空白がオンラインならではの面白くなさを生じます。

さらに誰もが想定できない電波の機嫌?いくらそれまでのWi-Fi環境に問題がなくとも、声が割れたり、スローになったり、最悪は落ちちゃったりします。こうなった時の対処も想定しておくべき点です。

つらつら問題点を挙げていますが、これらは(Wi-Fi以外は)リアルでも気を付けるべき点で、オンラインになると表面化する我々の気遣いのなさなのです。ですのでオンラインで他の参加者を深いにさせないことは、そのままリアルでも応用できることなのです。マナーのミラー(鏡)なのです。

さて内容、課題本は岩波ジュニア新書から木村龍治著「自然をつかむ7話」。理系の本は定期的に入れたいと思ってのことですが、真剣に読めば理系だろうが何だろうがかなりのところまで読解できることを知ってほしいですし、苦手意識が科学を遠退けるだけで、読解力をつければ理解は可能なのです。

ひとつだけ本の中から、例えば、花火大会を水辺で行うのは、花火が水面に映る美学だと書いてあり、私はこれを挙げて、この文章は理系なの?文系ではないの?という問いを立てました。そして文系と理系の共通点は??など。

さすがに難しかったようですが(ほとんど学校に行っていない新高1もいたし)、私の思う、対話の体を成すところにはおぼつかないながらもできていってるようでした。「文系は答えがたくさんあり、理系はひとつ」などの意見がでました。なのに国語のテストの答えはひとつなのは何故か??とかも。それはテストというものは点数を付けて受験者を振り分けるために無理やりそうしているものなんです。

そして別のグループでもう一度対話をし、一回目のグループで出た意見を共有、さらに文系と理系について深めていきました。これらは後日も頭の中で考えていろいろ気付いてほしいですね。共通点は、理解するために言葉が必要と本のどこかに書いていましたが(別の本かもしれない)、これは学問の基礎ですね。

年の近い大学生もいることで彼らからも一緒にいたその時の気持ちを伝えてもらいました。自分が高校生のときに参加したかった、こんな機会はそんなにない、などなど。大学生こそこういう場って必要ですよね。

コロナの影響で厳しいこともたくさんありますが、この授業は転んでもタダでは絶対に起きない私の窮鼠猫を噛む的発想で、今後ともレポートとより詳しい内容紹介をここでしていきます。

Follow me!

前の記事

今日の授業20(4月20日)

次の記事

オンライン授業について