豪州人が来た01の2

以前、オーストラリアのRockhamptonから来た家族のお話を紹介しました。女子高生がたくさん語彙を言い放ったのをメモしておいた中から、ネタが尽きたときに使っていくシリーズの第一段です。

Rockhamptonのrockは岩ですが、hamは牧草地、-tonは村(town)、どちらも地名の要素として使われ、Hamptonは牧草地を囲い込んだ集落という典型的な地名です。Southampton、New Hampshireなどなど。女子高生の父親はhamをhillと説明していましたが、そういう感覚を含むのか、間違いなのか、今のところ調べが着きません。

このRockhamptonに2017年、記録的な洪水があり、家族も郊外へ避難、深刻な被害があったようです。彼女は現在、その時の被害を調べて次の洪水のための行動指針を作成しているという、日本でいう東北の高校生と同じ活動をやっています。思わず背筋が伸びる話でしたが、彼らが被害を表すときに使う単語は「affect」です。The flood badly affected the city.

af-はad-で「~に向かって」、fectは「作る、する」です。洪水の影響が対象に向かって作用していると考えたらいいでしょうか。日本語の「影響」は良い影響と悪い影響どっちもですが、英語では悪影響のニュアンスを含んでいるようです。似た単語にeffectはex-「外に」とfectで、「影響、効果」という名詞として使うことが多いです。よく質問されるこのふたつの単語ですが、動詞か名詞か、そして悪影響であることを教えています。

affectには「欲求する、手に入れようとする」の意味もあり、その派生語にaffection「愛情」があります。またeffectにはeffective「効率の良い」、efficient「効率的な」、efficiency「効率性」など。効率良く派生語から語彙を増やしましょう。

オーストラリア、例の大規模火災は大規模豪雨によって鎮火したけれども、今度はまた洪水の被害が出たようです。地球のどこに住んでいても災害にはaffectedされるわけですね。災害の発生は仕方がありませんが、それを教訓にし、その後の行動について深めておくのは世界共通の考え方。特に若い人の方が遭う確率が高いわけだから、真摯に学ぶのはいかにも正しい行動で尊敬します(年寄りは、ワシが死ぬまでには大丈夫やろと思ってしまいます、改めねば!)。

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