台湾人が来た01

2020年最初のガイドは台湾人のカップルでした。男性は日本の戦国時代の小説が好きで、これまで信長、信玄、謙信など、吉川英治の翻訳を読んできたようで、直近に黒田官兵衛を読破して、悠然と姫路やってきたようです。(訪日7回目にして初の姫路)

ガイド中しばしば、「アンタはここでずっと仕事してるの?」と聞かれますが、我々はボランティアなので、こればっかりしてると食っていけません。「実は塾をやっております(英語ではcram school、直訳は詰め込み学校)、ところで台湾では塾は何と言いますか??」「補習班(プーシーパン)」「あー何となく日本でも意味は分かります」このような話でも盛り上がりました。日本では「塾」と言いますと言うと、意味は分かるがその字はancient wordであるとのこと。

ancientは「古代の」という形容詞で、ante-「前の」という接頭辞と、-anという接尾辞がいろんな経緯で変化して今の形になったようです。ante-はanti-に変わり、「反対の、アンチ」の意味も含みます。anticipate「予期する(前もってつかむ)」、antibiotic「抗生物質」、antonym「反意語」や、anti-hero「ヒーローらしくない主人公」のようにも使います。antique「骨董の」も昔の感じが出ています。-anはAmerican、Australian、magicianというものです。

どうもモンゴルの元帝国が中国の漢字を変えた経緯があり、それ以前(唐とか)に漢字を輸入してた日本の方が古い使い方を残すことになったようです。

彼ら、午前中に姫路が誇る古刹、書写山円教寺で写経をしたらしいのですが、日本人が1時間以上かかるものを30分で仕上げたとのことです。何にそんなに時間がかかるのかが分からない、知らない字は(ちょっと違っているのはあれども)存在しなかったとのこと。プロとアマチュアの試合みたいだと大いに笑いました。日本人は2000~3000字の漢字を習うが、台湾ではどうかという愚問に、15000字は知っていないとやってられないという回答を頂きました。共通点が多いアジアの国の人との会話は西洋人とはまた違う楽しみがありますね!

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