亜米利加人が来た07

姫路城の近くに着物レンタル屋さんがあるようで、外国人がそこで着付けしてもらって城に来るのを目にします。そんなの他人事と思っていたらバッチリ着付けしてきた女性2人と娘(旦那はパス)がガイドを頼まれました。

白い足袋に適うカラフルな草履(ぞうり)も、英語ではsandalに格下げされ、彼女たちもアメリカではカジュアルな履き物がこのような正装になるのは不思議だと言っていました。そして何より歩きにくい!履き物を建物内で脱ぐ習慣のない西洋人(最近は家が汚れるという理由で脱ぐ人も多くなっている)にとって天守閣で靴を脱ぐのは面倒なことですが、彼女たちは草履を脱げると聞いて声を上げて喜んでいました。

聞けば沖縄の基地で働く沖縄在住の家族で、沖縄での生活について話が弾みました。その中で、首里城の火災で周囲の日本人はどのように感じているかと尋ねたところ、devastating「壊滅的」という単語が出てきました。城に関わる者として想像を絶するほどもダメージを受けた方々もいることでしょう。復興したら必ずまた行きたいと思います。

原形devastate「荒廃させる」、接頭辞のde-は「反対」(demerit、デメリット)、「下降」(descend、降りる)、「強意」(declare、宣言する)など、もやっと知っておくだけでもかなり多くの単語を覚えるのに役立つでしょう。

vastは「広大な」で高校単語。組み合わせるとかなり広範囲を荒廃させるというニュアンスになります。今回の火災や姫路の空襲後の写真説明などで使えますが、アメリカ人に使うときは多少注意が必要です。

さらにこのvastはwaste「浪費、余分、廃物」と兄弟語で、wasteには荒れ地の意味があります。ゴミの埋め立て地が広大で壊滅的な状況が容易に想像できます。

しかし彼らの4歳ほどの娘の着物姿たるや。多くの日本人観光客や警備員の注目の的になっていました。しかもグズらず最後まで(2時間)寒い城内を自分で歩いて回りました。寒くなかったかというと、着物のせいで暑かったとのこと。not only to look beautiful but also to keep warmという最強の民族衣装をとくと体験したことでしょう。

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