英吉利人が来た01

頭が良くて、背が高く、容姿バッチリなら他人にも優しくできて人気も上がる。そんな気品に溢れた若者(男子)がロンドンから来ました。(連れ合いはそうでもなかったですが)。

英語の微細なニュアンスなど分かりませんが、イギリス人がイギリスの英語で丁寧に話すと、さすがにこんな東アジアの片隅で細々と独学した者でも、本物と感じます。こちらのヘンテコな英語にも敬意を払っているような面持ちで聞いてくれて、第二言語を習得しようとしていることに尊敬しています。こうなると私も全力でこの時間を良いものにするわけで、この人はこうやって多くの人からより良いサービスを受けてきたのでしょう。世界をこういう人に任せたい。

日本の城はもちろん防御用ですが、城主の威厳を示す効果も、あの信長の安土城頃から出てきます。それを説明すると、authority(権威)という言葉が出てきました。

辞書で調べると、「出典箇所、引用」「支配」「影響力」「権威者」などと多義語。形容詞はauthoritative(権威のある)、動詞はauthorize(権威、資格を与える)です。author「著者」は創始者の意味もあります。

語根に増加のニュアンスがあるのでaugment「増大させる」、august「威風堂々」。augustってあのAugustですか?はい、そうです。そういうニュアンスの名前を持つローマ皇帝アウグストゥスの改訂によって付け替えられたということです。

そんなに気品のある彼の仕事は映画会社。業務にエキストラを集めるものがあり、ロンドンで日本人を集めるのに困ったという話をしてくれました。お別れして詰所で休憩していると、彼が城内に戻ってきてキョロキョロそています。慌てて出ていくと、チップを渡すのを忘れていたとのこと。そんなの必要ないというと涙を浮かべて自分がどれほど感謝そているかを伝えてくれました。こういうときの英語は聞くべきもので、丁寧な言い回しを堪能したのでありました。

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