波蘭人が来た01

ポーランド西部、ポズナンという街から素敵なカップルが来たので、その時のことをここに著します。Poznanは人口58万人、ポーランド第5位の都市で、中世のポーランド王国の首都でもあった古い町です。世界史の知識ではこの国は周辺大国に分割されたり、大戦中ドイツにこっぴどくやられたり(モンゴルにも侵攻されてます)、悲しいイメージがありましたが、この二人のテンションの高さときたら!念願の日本旅行、日本の城に踊りさえ踊るほどの喜びを表していました。

なぜそんなに嬉しいかというと、どうもインターネットのゲームで日本の戦国時代ものが世界中で遊ばれているようで、彼らも「信長」「秀吉」「家康」が言える(ほとんどの人は家康も知らない)重度のゲームファンでした。かれらの質問に、「なぜ最強の三人が戦って家康が勝ったのか?」というのがあり、答えに悩みましたが、「最強は信長、彼らはその家臣だったが、信長は裏切りに遭い、次に強かった秀吉は子供ができず、要するに一番長生きをしたのが家康だった」くらいで済ませました。よその国のここまで詳しい歴史って頭に入らないようで、「ふーん、複雑ー」程度でした。じゃあ聞くな!

天守を一周してきて、最後に西の丸に行くか聞くのですが、実はこの日、ポーランドの選挙があり、時間内に神戸に行かなければならないようでした。国を出る前に許可を得ておけば、神戸と東京で投票できるようです。ほんの5分ほど、姫路城の一番キレイな景色を見るだけということで西の丸へは連れていきましたが。

この投票所、ポーランドの領事館を検索してみると、「HONORARY CONSULATE OF THE REPUBLIC OF POLAND」(在神戸ポーランド名誉領事館)とありました。consulate(領事館)は難しい単語ですが、大使館はembassyです。各国大使はambassadorで、接頭辞ambi-は「周辺の、両側の」の意味で、側近を送るのが元々の意味です。ambition、ambitious(票を得るため周りを歩き回る→野心的な)、ambiguous(あいまいな)、ambulance(移動野戦病院→救急車)、amphibians(両生類)など英検準1級クラスの単語が出てきます。ちょっと無理やりな感じですが。

「ここでは武器が見られないのか?」との問いに、この後大阪城に行くなら、大阪城はテーマパークみたいで、天守は博物館、城内の建物は忍者体験とかお土産屋がたくさんあるよと伝えると、「そういうの行きたかったんだ!」とのこと、あまりにもそのまんまの姫路城は若者にはちょっと退屈なのかもしれませんね。大阪でおもいっきりジャパーンしてきてください!

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