伊太利亜人が来た02

イタリア人マダム御二人。トリエステ(Trieste)というスロベニアとの国境の町からで、最後にイタリアに入ったという歴史と自負を持った方々です。イタリア語とかドイツ語とか、我々が習うものは、地方の人にとっては作られた標準語であるとのことで、そうすると標準日本語と同じようなものなんでしょうが、どうもイタリア人は特に標準語とローカルの言葉は全然違うと言い張る傾向がある感じです(私調べ)。私のコテコテ播州弁と標準語が全く違うという感想は日本人はあまり持たないと思うのですが、郷土愛の強さが感じられます。

イタリア人英語と私の日本人英語、両者は大きくかけ離れ、たまには意志疎通困難な場合も出てきます。しかしながら、お互いがノンネイティヴであることの親近感をシェアする喜びの中で、何とか通じ合おうと努力し合うのもならではのものです。いろんな場面でいろんな面白さを楽しめるかがおもてなしのカギです。

私の原稿のうち、This castle was built not only for the battle but also to make the civilians respect the owner. (この城は戦闘用だけでなく市民に威厳を示すもの)みたいなものがありますが、「civilian」(一般市民)が聞き取れない人もいます。そういう場合は 「citizen」とか「city people」(何か軽薄な響き)とか言い換えながら進めていきます。

そのcivilian、civil(市民の)が基本で、civic(市民の)、civilize(文明化する)、civilization(文明)、civilを使って、civil law(民法)、civil rights(市民権)、civil servant(公務員)、civil war(内戦)なんかもしれっと長文に出てきそう。

さらに、cityもこの仲間で、城や大聖堂のある町のことを指すようです(もっと田舎は-ville、-boroughなどが使われる)。上記のcitizenや、城郭用語citadel(城塞)などなど。

標準イタリア語はやっぱりローマの方言をベースにしてるの?と聞くと、「やだ、あんな訛り、フィレンツェの辺りよ」と教えてくれました。日本に置き換えると首都が京都のままで、標準語が東京弁、関西弁が標準語だなんてあり得ないと東北の人が言う、まあ、あり得ないこともなかったか。

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