台湾人が来た01

ボランティアで英語を話しにいこうとすると、やはり白人黒人と話したいので、アジア人の顔をしているのは例えイギリス人だと言われても、ちょっとだけ残念に思います(結局人柄によりますが)。しかし建前は違います。ヨーロッパのお客さんには、私はアジア人だから文化的に遠いヨーロッパ人と話せるのは価値が高い、と言い、アメリカ、オーストラリア人には、日本では米式、豪式の英語が主に習われているから分かりやすい、と言い、アジア人には、やはり得たいの知れない人種よりは同じアジア人の方がホッとする、と使い分けます。この八方美人は誰も傷付けません。

今回は台湾から若い女性の一人旅です。若い女性の一人旅なのでアジア人でも少しも残念に思いません。日本に留学経験もあり、英語も達者。有望な若者ですが、帰国後は地元の観光業に携わるということで就職前の気合い入れ旅行のようでした。

アートに興味があり、直島の芸術祭に行ってきたという話から、ではあなたは何を専攻していたの?と問うと、「anthropology」であると。人類学という単語ですが、英検準1級以上でありつつ最近は大学受験用の単語帳にも載っています。文字で見るとさすがに反応できますが、リスニングで、しかもアジア人同士の英語では!!理解しかね、しかし中国、台湾人とは筆談ができるので一件は落着しました。

「anthropo-」は人を表す接頭辞、「-logy」は学問です。psychology(心理学)、ecology(生態学、エコっていうやつですね)、mythology(神話)などなど。そして語源会(そんなもんないですが)で鉄板ネタの「philanthropy」は「phil」が愛するという意味で人を愛する「博愛」となります。この単語を覚えさせるべく私は生徒に「先生はphilanthropist(博愛主義者)だ」と言って白けさせます、こんな先生いますよね、メンドクサイ。発音も難しいので何かと話題になりますね。さらに「philosophy」(哲学)まで話を伸ばすと今後のネタの欠乏に関わるので、これはこの辺で。

台湾人は親日家が多く、共通点も多いので今までたくさんやった中でも好印象なガイドが多いです。彼女の仕事がうまくいくようにと心から思いました。

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