加奈陀人が来た01

この暑い日本に赤ちゃんをおぶって旅行に来る若い外国人夫婦も結構見ます。城内で泣きわめく赤子に対して「Don’t worry.」と言われても、「これが樹齢1100年の樅(もみ、英語ではfir)で作られた…云々」なんてやってられません。それでも彼らは気にせずガイドを楽しみます。たくましい子供になりそうです。

そんなカナダ人カップルとのツアー。ご主人はバンクーバー、奥様はトロント出身で、おぶった赤子は1才半の人形みたいな女の子。聞けば富士山や北アルプスに登ってきたと言います。カナダにも山たくさんありますやんと言うと、雰囲気が全然違う、とても美しいとのことです。日本の山には人の歴史が含まれているからね、などとその違いを英語で簡潔に言えるほど私の英語力は達者ではありません。

で、話は北アルプス。上高地から数時間のところで一泊したというので、私が「徳沢か?」と聞くと「イエス」と言ってスマホで示したのが「Dakesawa」でビックリ。徳沢は平坦を三時間ですが、岳沢はかなりの登り三時間を要します。雲の中で景色は全くなかったがそれでも美しかったと、相当好きですね。

その岳沢小屋、「私は10年ほど前に行ったが、The next year, the hutt was broken down by…」と言いかけたところで、彼が「avalanche(雪崩)」とすかさず、どうやら小屋でそのニュース読んでいたようです。結構衝撃的な事故で、岳沢に小屋はもう建てられないと当時は言われていました。今は小規模ながらキレイな小屋があります。

「avalanche」自体に大切な語根は含まれていませんが、兄弟語に「collapse(崩れる)」があり、「lapse」は「時の経過」「過失」「堕落」「緩やかな流れ」などがあり、さらにその中の「lap」は「ひざ」の前に「スカートの裾」「重なり」という意味があります。ラップを上げていく、ノートパソコンの「laptop」など日本語にもチラホラ見えますが、「ゆらゆら」くらいの擬態語に近いと思われます。「co(全体)」を付けたら「どさっと」。

カナダはBanffが有名ですね、と言うと、よくスキーに行くようで、とすると有名なスキーヤーだった可能性もあるなと職業を聞かなかったのを悔やむミーハーガイドなのでした。

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