墺太利人が来た01

オーストリア人に出会ったのは300回くらいガイドやって初めてのことでした。首都ウィーンは英語ではVienna(ヴィエナ)です。このように日本では英語圏以外の地名を現地語で取り入れていますが、英会話ではそれらの地名を英語で言います、当然?

それでウィーンなら知っているのに(当然ウィーンで通じます)ヴィエナが分からず、この人がどこから来たのか分からないということがよく起こります。例、ミュンヘン→(英)Munichミュニーク、チューリッヒ→(英)Zurichズリーク、サンクトペテルブルク→(英)St. Petersburgセントピーターズバーグなどなど。

パリも英語ではParisで、フランス人が「パリス」というのは屈辱なんじゃないのかと思ってしまいます。というのもそれは中国語がスタンダードになった世界でヨーロッパ人に出身を聞かれたときに大阪と言わずに「タイバン」(正確な発音は知らず)と言うのに似ているから。昔は「オーサカ」で通じていたけど、今はねぇ、ってあり得なくもないですね。

ウィーン近郊に住む夫妻と、その同僚でオーストリア在住の日本人を英語で案内しました。この日本人ともこういう場合は英語で話をします。(後でお互いの英語学習について知りたくなって日本語で話し込みましたが)さて、案内が終わって、その時間が有意義だったと感じていただけたら、礼儀のある方は必ず定型の賛辞をくれます。チップを添える場合もありますが、マナーとして言葉を送りますという時間帯(30秒ほどですが)があるのです。これには良き異文化を感じます。

その定型句に出てくるのが、imformative(分かりやすい、有益な)。日本語に訳するのが難しいですが要するに誉め言葉です。いろいろ教えてもらったときに使えます。formは「形」、imは接頭辞inで、fの前に来てimになる場合があります(bとpの前では必ずim)。文字通り「形に入れる」が語源で、「教育する、訓練する」「魂を入れる」「生み出す」など様々を経て今の「知らせる」になったようです。

過去分詞の「imformed」も「あなたよく知ってるね(You are well imformed.)などよく使います。

ご主人が建築士ということで、お城の構造にすっかり見入っていましたが、私が「建築の質問はやめてね」というと、「英語で建築の話なんかできないよ!」と笑っていました。セーフ。

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